M&A事例
譲渡企業、譲り受け企業ともにハッピーになれるM&Aを行った企業様の事例をご紹介いたします。
印刷業の場合
売上1,453百万円 利益 ▲24百万円
社長は高齢でしたが、社内に後を継ぐ人材がいない中、何とか事業を維持しようと頑張っていました。
しかし、売上の低迷により赤字が拡大するのを止めることはできませんでした。 社長らは私財の大半を投じて資金繰りをなんとか維持していましたが、今後、再び資金繰りが厳しくなった場合、従業員、取引先に大きな迷惑をかけることが想定されたため、委ねることができる相手がいるうちにと事業の譲渡を決意しました。
弊社で事業の譲渡先を広く求め、同様の業態の取引先がスポンサーとなることを表明したため、M&A(事業譲渡)を実施しました。
結果、大半の従業員、取引先を新スポンサーに移転することができました。 社長は創業以来、長年に亘り頑張ってきましたが、最後に個人破産は避けたいとの強い意向がありました。
金融機関に対する保証人としての保証債務は、話し合いによる解決策である保証人ガイドラインという手続きがあるため、それを活用し破産せずに解決することができました。 これらの手続きは弁護士と連携して実施しました。
M&Aから1年後、その会社を訪問すると、会社はそのままの場所で仕事を行っていましたが、雰囲気はとても整然としてきれいになっていました。< /p>
当時の営業部長「仕事は大変ですけど、賞与も出るし、仕事も充実しています」と言ってくれた笑顔が忘れられません。