経営分析で明らかになった企業の経営分析をもとに、治療方法である対応策、事業計画の立案をサポート致します。この時に重要となるのが、計画の実効性、実現性の問題です。中小企業の事業計画は、達成可能なものでなければ意味がありません。事業計画書は実行できなければただの紙切れなのです。

私どもに以前、外部から指示を受けて知識のないままに計画書を作成したことはあるが、その実行がなかなかうまくいかず、結果として会社経営はより悪化してしまった、という経営者の方が再建の依頼に来社されたことがあります。そこで改めて事業計画の策定のサポートを行うと、過去の事業計画は全く時間と労力の無駄だったと気づかれたようです。

事業計画の見てくれは、ある意味どのようなものでも構いません。また、決まった形もありません。重要なのは、経営状況を的確に把握し、実現可能な範囲の中で、最善の方法を模索することなのです。我々ならその方法を見つけるお手伝いが可能です。

企業再生への道標②
丸投げでは本当の事業計画は作れない

よく「料金は払うから、事業計画をすべて作ってほしい」と依頼されることがあります。そんな時、私どもは「御社の事業計画は御社しか作れません。必要なサポートはすべて行いますので一緒に作成しましょう」と申し上げます。私どもはもちろんお客様の立場に立って計画立案のお手伝いをいたしますが、現実に経営を行うのはお客さま自身なのです。そのお客様が自ら問題意識を持ち、積極的に経営再建に取り組んでいただかなければ、短期的に業績が回復することはあっても、長期的、安定的な利益の回復は望めません。

経営状況の把握は、マイナス面ばかり見えてしまうので、最初はどうしても不満や不安が生まれます。しかし、同時に実現可能な解決策を探ることで、初めは不満な表情であった経営者様もその重要性を理解され、みるみる表情に活気が溢れてくるのです。

実行性の高い再生のための事業計画を策定!!